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南房総市の公共ホールが音楽・ダンスの合宿施設に

15.06/23

民間が運営する「新しい公共」、南房総市の公共ホールが音楽・ダンスの合宿施設に

南房総市(千葉県)の公共施設「白浜フローラルホール」は、2016年3月から音楽・ダンスの合宿施設として転用されることを、施設を借り受ける株式会社R.projectが発表した。同社は地域にある未活用不動産を活用した合宿ビジネスなどを行い、民間が運営する「新しい公共」のカタチを模索している。

⇒ 南房総市と連携し、合宿誘致で地域活性。白浜フローラルホールを音楽・ダンス合宿施設として活用へ

同施設は約20年前に建てられた、房総半島の最南端に立地する海辺の市営文化ホール。近年は人口減少にともって稼働率が低下傾向にあり、市は年間約2,000万円の維持管理費の負担を減らすべく、隣接する保健福祉センターも含めて、数年前から民間による有効活用案を募集していた。

同社と南房総市は、市による負担は現状の危険個所の修繕のみとし、宿泊施設へのリノベーション費用や運営時の維持管理は全て同社が負担。一般的な民営化手法である運営委託や指定管理とは異なる賃貸契約を締結する予定だ。合宿の閑散期(年間の2/3程度)は今まで通り地元地域の市民活動やイベントに施設を開放する。日本全国に3,000館以上あるという、公共ホールの再活用事例として注目したい。


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