公益社団法人企業メセナ協議会は、企業などの民間組織が取り組むメセナ（芸術・文化振興による社会創造） 活動を認定する新たな制度として、初となる『This is MECENAT』認定活動を発表し、『アサヒ・アート・フェスティバル2014』（アサヒビール株式会社）、『佐藤佐吉演劇祭2014+』（佐藤電機株式会社 王子小劇場）、『OMS(扇町ミュージアムスクエア)戯曲賞運営による関西演劇の支援』（大阪ガス株式会社）など109件の活動が認定された。認定活動には「メセナマーク」が配布され、協議会WEBサイト上の「メセナアーカイブ」に登録・蓄積されるほか、2015年の「メセナアワード」の選考対象となり、特に優れた7件が表彰される。

同制度は、多様化する企業メセナを可視化し広く社会に周知することを目的とし、アート、音楽、演劇、地域祭など幅広いジャンルから、震災復興や次世代育成、中小企業の連携など特色ある活動が選ばれた。

審査委員は、赤池学氏（ユニバーサルデザイン総合研究所所長）、伊東信宏氏（音楽学者、大阪大学大学院文学研究科教授）、金沢百枝氏（美術史家、東海大学教授）、河島伸子氏（同志社大学教授、文化経済学会〈日本〉会長）、中村陽一氏（立教大学 21 世紀社会デザイン研究科教授）、原島博氏（東京大学名誉教授）、尾﨑元規氏（企業メセナ協議会理事長）の7名が務める。

◎関連サイト◎
公益社団法人企業メセナ協議会｜プレスリリース_This_is_MECENAT認定活動発表