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- 【鑑賞者層の裾野を広げる取り組みを重視】『2015都民芸術フェスティバル』現代演劇部門の参加公演を募集
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14.05/09
『2015都民芸術フェスティバル』(公益財団法人東京都歴史文化財団・東京都の共同開催)では、現代演劇分野の参加作品を募集している。開催時期は2015年1月~3月。申請締切は6月20日(金)、消印有効。
同フェスティバルは、都内で様々なジャンルの優れた舞台芸術公演を開催することで、東京都における芸術文化活動の振興と普及を図ることを目的に、昭和43年度に創設された文化事業。東京都歴史文化財団からの委託事業として、東京芸術劇場により実施される。フェスティバル参加公演に助成金を交付し、公演の質を高めるとともに入場料を安価にすることで、都民が舞台芸術に触れる機会を増やすことを目指している。前回は「現代演劇」のほかに、「オーケストラ」「室内楽」「オペラ」「バレエ」「現代舞踊」「邦楽」「日本舞踊」「能楽」「寄席芸能」「民俗芸能」と11ジャンルで開催された。
「現代演劇」分野の応募対象は、原則として東京都内に主たる事務所を有し、都内で現代演劇の公演に係る活動実績があり、現在も活動をしていることなどの要件に適合する事業者。都内で2015年1月1日から3月31日までに実施され、広く都民に公開し芸術文化の普及に努めているなどの要件に適合する事業としている。
また、同フェスティバル参加にあたっての条件として、可能なかぎり新進の芸術家やスタッフを登用するなど、人材育成も意識することや、同規模の公演事業より安い入場料を設定し、学生割引料金などの実施、託児サービス・障害者の鑑賞への対応などを可能な限りおこなうなど、幅広い層が観劇しやすい環境を整え、鑑賞者層の裾野を広げる取り組みを重視している。
助成金額は、事業者が自己負担を予定する金額の範囲内とし、助成対象経費総額の2分の1以内で1,000万円を上限に、予算の範囲内で決定する。
前回の同フェス現代演劇分野での参加作品は、Project Nyx「宝島」(2/7〜16、東京芸術劇場シアターウエスト)、文学座「尺には尺を」「お気に召すまま」(2/11〜3/4、あうるすぽっと)、TRASHMASTERS「虚像の礎」(3/6〜16、座・高円寺ホール1)、キャラメルボックス2014アコースティックシアター・ダブルフィーチャー「ヒトミ」「あなたがここにいればよかったのに」(3/6〜23、サンシャイン劇場)の4作品。
問い合わせは、
東京芸術劇場 都民芸術フェスティバル担当
Tel.03-5391-2116
応募の詳細は下記サイトを参照。
◎関連サイト◎
都民芸術フェスティバル|公益財団法人東京都歴史文化財団
2015都民芸術フェスティバル 現代演劇参加公演を公募|東京都