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国立劇場(東京都千代田区隼町)は、2017年4月から休場し、約3年をかけて大改修されることが分かった。1月30日付の各新聞社が報じた。開場から約半世紀が経過し、老朽化が著しいことが理由。東京五輪の関連行事会場となることを視野に入れ、2020年6月完成を目指すという
国立劇場は1966年11月にオープン。大劇場(1610席)と小劇場(590席)からなり、隣接する寄席演芸主体の国立演芸場(300席)は79年3月にオープンした。
計画では基礎部分をそのまま活用し、国立劇場や演芸場、事務棟など5棟を1棟に集約。「校倉(あぜくら)造り」を模した外観は残す予定だという。総工費は約400億円を予定し、工事期間中の公演については、代替劇場を含めて検討中という(同日付の毎日新聞紙面より)。
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