文化庁は25日、「第68回文化庁芸術祭賞」を発表した。演劇部門の大賞は、関東参加公演からは、歌舞伎座の芸術祭十月大歌舞伎通し狂言「義経千本桜」が受賞。関西参加公演は該当なし。優秀賞は、関東参加公演からは、劇団DULL-COLORED POPの「最後の精神分析－フロイトVSルイス－」が、関西参加公演からは、大阪松竹座の十月花形歌舞伎通し狂言「夏祭浪花鑑」と、兵庫県立ピッコロ劇団の第47回公演「間違いの喜劇～現夢也双子戯劇～」が受賞した。

同じく新人賞は、関東参加公演からは、藤原章寛（劇団文化座公演139「GO」）が、関西参加公演からは、茂山良暢（忠三郎狂言会「二人袴」）が受賞した。

同賞は、平成25年10月2日から11月10日の期間に、関東・関西で行なわれた演劇47件、音楽46件、舞踊38件、大衆芸能42件の参加公演、及び10月1日から11月30日（金）の期間に放送されたテレビ・ドラマ16作品、テレビ・ドキュメンタリー41作品、ラジオ19作品並びにレコード34作品の参加作品を対象に、高い独創性や企画性などを審査基準に選出されるもの。受賞者には、賞状（文部科学大臣賞）、トロフィー、及び賞金（大賞：60万円、優秀賞：30万円、新人賞：20万円）が贈呈される。

贈呈式は、関西参加公演・作品が1月28日にリーガロイヤルホテル大阪（北区中之島）にて、関東参加公演・作品が、2月10日に如水会館（千代田区一ッ橋）にて行なわれる。

受賞作品それぞれの受賞理由など詳細は、下記関連サイトを参照

◎関連サイト◎
平成25年度（第68回）文化庁芸術祭賞の決定について｜プレスリリース（PDF）