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【作り続けていくための体力の消耗を感じた】ブルーノプロデュースが劇団活動休止を発表

13.12/15

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11月に公演『プリズムが砕けて、青』(会場:下北アートスペース spaceB)を「主宰・演出の橋本清の都合」を理由に中止した劇団「ブルーノプロデュース」が、公式サイトにて劇団活動を休止し、今後は橋本個人のユニットに戻ることを発表した。ただし、活動再開時期は未定で、来年1月に予定していた劇団公演『ワールド・イズ・ネバーランド』(会場:こまばアゴラ劇場)、橋本の演出で上演を予定していた田川企画公演『誰』(会場:同)はいずれも中止となる。

ブルーノプロデュースは、橋本清の作品を上演するためのプロデュースユニットとして、2007年12月に旗揚げ。2011年10月にスズキヨウヘイ(制作)と平舘宏大(WEB)がメンバーに加わり、劇団化した。特に橋本は、2012年度より、横浜・急な坂スタジオが展開する若手創作支援プログラム「坂あがりスカラシップ」支援対象者となるなど、今後が期待される若手アーティストとして注目される存在となっている。

劇団公式サイトには、今後の活動と一連の公演中止に関しての橋本本人のコメントを掲載。
「11月公演に関しては「今作品を創作すること」に断念しましたが、それと同時に『作品を創作していくこと』も不可能なのではと思うようになったのです。作品単位のモチベーション云々でなく、これから先、演劇を作り続けていくための自分の体力の消耗を、公演を打つことの限界を感じてしまいました。そうした状態で多くの方たちと関わっていくことはよくないことだとも思いました。つまり、僕個人の気持ちを尊重した(してもらった)上での今回の決定です」と語っている。

なお、こまばアゴラ劇場は、8月の公演中止の代替として、青年団若手自主企画 田上企画(作・演出:田上豊)の公演を実施することを発表した。

◎関連サイト◎
ブルーノプロデュース『ワールド・イズ・ネバーランド』/田川企画『誰』公演中止のお知らせとお詫び|ブルーノプロデュース
ブルーノプロデュース/田川企画 公演中止のお知らせ|こまばアゴラ劇場


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