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【選考過程もすべて掲載】最終候補11作品を収録、戯曲集『せんだい短編戯曲賞2013』刊行

13.09/14

第1回せんだい短編戯曲賞（公益財団法人仙台市市民文化事業団・仙台市）で最終候補として選ばれた11作品を収録した戯曲集『せんだい短編戯曲賞2013』［最終候補作品11篇収録］が、9/11(水)に発売された。料金は2,100円（税込）。購入方法は、日立システムズホール仙台1Ｆ事務室、仙台文学館、せんだい演劇工房10-BOXにて直接購入が可能。また劇都仙台オフィシャルサイトの購入フォームよりネット購入が可能。

同コンクールは上演時間60分以内の短編作品を公募。年齢、経験を問わず、次代の演劇を担う人材を応援することを目的に創設された。今年は全国から161篇の作品が集まり、最終候補に選ばれた11作品の中から、大賞には『人の気も知らないで』（作・横山拓也／大阪府）と『止まらない子供たちが轢かれてゆく』（作・綾門優季／東京都）の2作品が選出された。

大賞作品が決定するまでの選考過程についても触れられている同著。せんだい演劇工房10-BOX、二代目工房長の八巻寿文氏は、「生まれたばかりの戯曲賞の選考過程は、まっさらの地に最初の足跡を付けるような、慎重で濃密な時間となりました。非常に読み応えのある作品が多く、この戯曲集に掲載された最終候補11作品は多くの方々の心に何らかの波紋を呼び起こすのでしょう。そして、たくさん上演されることによって、この戯曲賞を成長させてゆくのだと信じています」と公式サイトにコメントを寄せている。　

◎インフォメーション◎
第1回せんだい短編戯曲賞　最終候補戯曲集
『せんだい短編戯曲賞2013』［最終候補作品11篇収録］

【収録作品】

『止まらない子供たちが轢かれてゆく』　綾門優季（東京都）
『アマゾン』　石神夏希（神奈川県）
『三月十一日の夜のはなし』　オノマリコ（神奈川県）
『耄碌車リン軸ヂャヤ』　カゲヤマ気象台（東京都）
『目病み猫と水のない水槽』　川津羊太郎（熊本県）
『パーマ屋さん』　工藤千夏（東京都）
『この青空は、ほんとの空ってことでいいですか？』　佐藤茂紀（福島県）
『三月の葡萄』　西史夏（兵庫県）
『親愛なる我が総統』　古川健（東京都）
『Zero Plus (0+)』　三井快（東京都）
『人の気も知らないで』　横山拓也（大阪府）