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【アジアの学生に演劇指導】利賀で「アジア国際演劇キャンプ」実現へ

13.06/28

演出家で劇団SCOT主宰の鈴木忠志氏が、劇団の拠点である富山県南砺市利賀地域で「アジア国際演劇キャンプ(仮称)」構想を進めていることが明らかになった。地元メディアの北日本新聞が報じた。アジアで演劇を学ぶ学生を利賀に招き、若手演劇人の育成と普及を目指す。

鈴木氏は昨年6月、アジアの若い演劇人を育成するため「TOGAアジアアーツセンター」を設立し、アジア各国の学生や俳優を指導してきた。そして中国の中央戯劇学院、韓国の中央大学、ベトナムの演劇・映画大学から、利賀で演劇指導を受けたいという要望があったという。

「アジア国際演劇キャンプ」構想では、学生らは利賀芸術公園で、俳優訓練法「スズキ・トレーニング・メソッド」などを学びながら作品を制作する予定。時期や人数など詳細は現時点協議中という。

2000年にスタートした「利賀演劇人コンクール」など、舞台芸術が根付いている利賀地域は、深刻な過疎化が進んでいる。南砺市は今年5月、「国際芸術村」構想の実現を目指し、演劇による利賀の再生に乗り出すことを発表した
今後、通年でアジアの学生を受け入れる体制が整えば、舞台芸術による地域活性化がさらに進むことが期待される。

◎関連サイト◎
アジアの学生、利賀で鍛錬 国際演劇キャンプ、演出家・鈴木さん指導|北日本新聞ウェブ


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