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【松竹、アミューズが参加】2014年12月、浅草に2劇場を備えた複合型エンターテインメント施設開場へ

13.06/28

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株式会社マルハン、松竹株式会社、株式会社アミューズ、セグラスグループホールディングス株式会社の4社による合弁会社「株式会社 TOKYO 六区 CITY」(代表・韓俊マルハン副社長)は、2014年12月、昨年閉館した浅草中映劇場のあった「浅草中劇会館」「浅草新劇会館」の跡地に、2つの劇場と遊技施設、飲食店などを備えた複合型エンターテインメント施設「マルハン松竹六区タワー」を開業すると発表した。

これは台東区の浅草六区地区・地区計画に基づいた再開発で、浅草の街をライブエンターテインメントで活性化させ、多くの人で賑わう街と空間を創ることを目的に「株式会社 TOKYO 六区 CITY」が推進する「浅草六区再生プロジェクト」の一環。

「マルハン松竹六区タワー」は、地下1階・地上8階建で(敷地面積1575平方メートル、延べ床面積9883平方メートル)、中劇場(500席)・小劇場(300席)の2劇場と遊技施設、飲食店などを備えた複合型エンターテインメント施設。外観には関東大震災の影響で解体された浅草のシンボルタワー「凌雲閣」があしらわれる。

2つの劇場には、アミューズ代表取締役会長・大里洋吉氏がゼネラルプロデューサーに就任。運営会社に出資している松竹とアミューズの2社が協力して公演を製作・興行する。舞台エンターテインメントを中心に中劇場、小劇場ともに世界展開を狙うことができるコンテンツを、というコンセプトに沿った演目を製作上演する。

27日の記者発表会で大里氏は「浅草には世界中から観光客が来るので、言葉を使わずに楽しめるエンターテインメントを作りたい。世界に発信できるノンバーバル作品を中心としたロングランを目指し、映画もできる劇場にしたい」と語り、日韓・日中共同制作の舞台や、歌舞伎の実験的公演なども検討しているという。

また松竹の迫本淳一社長は「浅草では新春浅草歌舞伎、平成中村座などをやってきた。歌舞伎を中心に一般演劇も含めて上演し、浅草を盛り上げていこうと思っています」と話した。

◎関連サイト◎
TOKYO六区CITY「浅草六区再生プロジェクト」プレスリリース


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