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【2015年完成予定】長野市新会館の芸術監督に作曲家・久石譲内定

13.05/29

長野県長野市は28日、臨時記者会見を開き、現在建て替えを行っている「長野市民文化芸術会館(仮称)」の芸術監督に、同県出身の作曲家・久石譲氏が内定したと発表した。会館の運営を行う財団法人が設立されたのち、正式に就任する見通し。就任後は、芸術面の責任者として、コンサートや演劇などの企画立案や制作に携わる。

「市民文化芸術会館(仮称)」の前身となる長野市民会館は、1959年に開館。旧耐震基準で作られていたため、現在の基準に合わない部分があったことや、バリアフリー対応をしていないこと、設備面での課題もあったことから、2011年3月末に閉館し、建て替え工事が始まった。2015年夏に完成予定。

内定した久石氏は、「芸術的な良いものをつくるには時間も経費もかかる。一体感を持って同じ方向へ進めるような組織体制を整備してほしい」と市に求めた。また、「年数回は自分が出演するプログラムを作り、町中に音楽があふれるようなイベントにも取り組みたい」とも話している。具体的な活動内容や任期は今後決定する。

久石氏は、長野県中野市出身。映画『おくりびと』や、スタジオジブリのアニメ映画の音楽を担当。1998年の長野冬季パラリンピックでは総合演出を手がけた。

◎関連サイト◎
長野市民文化芸術会館 芸術監督に久石譲さん|長野市公式サイト


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