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びわ湖ホール芸術監督で指揮者の沼尻竜典氏が、8月1日よりドイツ北部にあるリューベック歌劇場の音楽総監督に就任することが明らかになった。
リューベックはバルト海に面し、中世からハンザ同盟の都市として繁栄した古都。リューベック歌劇場は、1908年に建設された歴史ある劇場であり、著名な指揮者が歴代の音楽監督を務めている。
沼尻氏は、欧米各国のオーケストラを歴任し、オペラの指揮でも知られる。平成22年度(第61回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2007年4月より滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの芸術監督に就任。任期は今年3月までとなっているが、来期(2013年4月から3年間)も引き続き芸術監督を務めることが決まっており、8月からはリューベック歌劇場の音楽総監督と兼任することになる。
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