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コトリ会議、「雨降りのヌエ」公演期間中にトーク企画開催

24.03/07

コトリ会議、扇町ミュージアムキューブにて「雨降りのヌエ」公演期間中にトーク企画開催(3/12~18)

劇団「コトリ会議」は、3/1(金)~31(日)の1ヶ月間、扇町ミュージアムキューブ(大阪市北区南扇町)にて1ヶ月たっぷり公演『雨降りのヌエ』を上演する。公演期間中は、全5話の公演本編のほかに、ギャラリースペースとして用いられる会場(CUBE05)の特性を活かした様々な企画を実施。制作も担当する若旦那家康は、自身の関心から演劇にまつわる現在とこれから先の話を、テーマごとにゲストを迎えて対話していくトーク企画『ヌ話エ』(全4回・3/12~18)を開催する。無料・予約不要(満席の場合は立ち見の可能性あり)。

関連リンク⇒コトリ会議「雨降りのヌエ」

同公演は、昨年10月にオープンした扇町ミュージアムキューブのオープニングラインナップの最後となる作品。1ヶ月間に全5話30ステージの上演を行うだけでなく、劇団員が自らプランを持ち寄り、上演時間を除いた会場の開館から閉館までのすべての時間をフル活用した生展示や上演企画を行う。

トーク企画『ヌ話エ』では、コトリ会議のことはもちろん、演劇における環境のことを多角的に考えるためのゲストが検討された。若旦那家康と各回でトークを行うのは、権田康行(東リ いたみホール館長)、徳永京子(演劇ジャーナリスト)、キャメロン瀬藤謙友(扇町ミュージアムキューブスタッフ)、永滝陽子(株式会社ネビュラエンタープライズ専務取締役)の4名。

コトリ会議『雨降りのヌエ』

日程:3月1日(金)~31日(日)
会場:扇町ミュージアムキューブ CUBE05

ゲストトーク「ヌ話エ」※以下解説:若旦那家康

全4回 入場無料・入退場自由

●3月12日(火)16:00~
ゲスト:権田康行(東リ いたみホール館長)

解説:いたみ文化・スポーツ財団や、大阪アーツカウンシルなどで幅広く芸術文化を見てきた権田さんに、これからの公共ホールがもつ、アーティストと社会とのこれからの接点について聞きます。今回の『雨降りのヌエ』を創作する環境を相談して、一緒に考えてもらいました。演劇が社会とつながる可能性を考えていきたいと思います。

●3月16日(土)18:00~
ゲスト:徳永京子(演劇ジャーナリスト)

解説:コトリ会議が現在まで活動を続けることができたのは、初めての東京公演で自分たちで言葉にできなかった作品の特性を徳永さんに紐解いて言語化してもらえたことが大きいです。2018年にも大阪市立芸術創造館が主催した芸創ゼミ「東京から見た、関西から見た小劇場の現在とこれから」という企画と、公演のアフタートークを兼ねて大阪にお招きしました。そこから5年を経てコロナ禍で変化した現在の関東の演劇界のことを聞き、大阪の様子を見ていただき、そしてさらにこの先にどう変化していくか、変化したらいいかをお話しします。

●3月18日(月)14:00~
ゲスト:キャメロン瀬藤謙友(扇町ミュージアムキューブスタッフ)

解説:2023年10月にオープンしたOMCのオープニングラインナップもコトリ会議で最後。OMC準備室でオープニングラインナップに声をかけてくれたスタッフです。最若手スタッフとして、開館後も現在の演劇の潮流に敏感で、新しい企画で関西の小劇場に足りていないもののアップデートを試みています。OMCのこれまでと、これからどういう展開が望ましいかを聞きます。

●3月18日(月)16:00~
ゲスト:永滝陽子(株式会社ネビュラエンタープライズ 専務取締役)

解説:チラシをお客様に届けるために、柔軟な企画を展開してきたネビュラエンタープライズの活動を詳しく知って、人がリアルに集まるために、新たな観客を呼ぶために、今後どういう広報ができるかを一緒に考えたい。公演を届けたい相手に、届けるべき相手に向かうためのチラシの長所とあれば短所を、現場ならではの感覚を通して知りたいです。


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