制作ニュース
- 来年度も幅い広いプログラム「穂の国とよはし芸術劇場」
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16.02/26
幅広いプログラムを実施「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」来年度事業を一部公開
愛知県豊橋市の公共劇場「穂の国とよはし芸術劇場PLAT」では、来年度事業が順次公開されており、3年目となる「高校生と創る演劇」シリーズや、あいちトリエンナーレとの特別連携事業「まちとつくる演劇」(ままごと、スイッチ総研)などの市民参加型/普及啓発系のプログラム、演劇公演の幅広いラインナップ(上半期分を公開)と、2016年度の充実ぶりが早くもうかがえる内容となっている。
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「高校生と創る演劇」シリーズでは、1年目に劇団アマヤドリ主宰の広田淳一氏の演出で平田オリザ作『転校生』を、2年目には、時間堂の黒澤世莉氏の演出で野田秀樹作『赤鬼』を、それぞれ学生の出演者&スタッフで上演した。スタートから3年目となる今回は、劇団ロ字ック主宰の山田佳奈による新作戯曲を、オーディションで選ばれた高校生出演者と高校生スタッフがプロの手を借りながら創り上げていく。現在、出演者&スタッフを募集しており、11月の上演を目指す。
同劇場は、文化庁の助成プログラム「平成27年度 劇場・音楽堂等活性化事業」において、地域のリーダー的役割を担う劇場等を支援する『活動別支援事業』枠で選出されており、人材養成/普及啓発プログラムでの採択総額は、全国97件の選出団体の中で最高額となっている。今年3月には、オーディションで選ばれた一般市民54名と扇田拓也氏による、市民と創造する演劇『夏の夜の夢』(3/5~6)や、柴幸男氏が講師を務めるままごとワークショップ「劇場から音楽を創る」(3/25〜26)も開催される。
撮影:伊藤華織
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