制作ニュース
王子小劇場の新たな試み 「佐藤佐吉ユース演劇祭」来年2月~4月開催を発表
王子小劇場(東京都北区)は、若手団体のみを集めた「佐藤佐吉ユース演劇祭」の初開催を発表した。会期日程は2016年2月25日~4月4日。参加団体は、アナログスイッチ、牡丹茶房、レティクル東京座、(劇)ヤリナゲ、カミグセの5劇団。演劇祭のプロデューサーは、同劇場スタッフのモラル氏(犬と串主宰)と池亀三太氏(ぬいぐるみハンター主宰)が共同で務める。
同企画は、王子小劇場が行う「佐藤佐吉演劇祭」の、若手劇団に特化した番外編の位置づけとなる。会期中にはプロデューサーの池亀氏が同劇場裏手に仮設の住宅を建て、参加団体と共謀して様々なイベントを行うという試みもあるという。
「佐藤佐吉演劇祭」は、同劇場が「より多くの観客に観てほしい作品」を集めた演劇の祭典で、「注目すべき作品、才能が集うときのみ開催する」としつつ、基本的に2年に一回開催されている。前回は昨年(2014年)に同劇場を含めて5会場で開催された。
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◇「佐藤佐吉演劇祭2014+」アワード発表(14.07/30「制作ニュース」)