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【TGR札幌劇場祭2012】弘前劇場の『素麺』が大賞受賞

12.12/06

11/1〜12/2まで開催されていた『TGR札幌劇場祭2012』で、青森県弘前市を中心に活動を続ける弘前劇場の『素麺』が大賞を受賞した。特別賞では、作品賞にintro『モスクワ』、脚本賞に座・れら『不知火の燃ゆ』が、また新人賞には劇団パーソンズ『CRY WOLF!』が選出された。

『TGR札幌劇場祭2012』は年に一度、札幌市内の9つの劇場が参加し開催される劇場の祭典。演劇、人形劇を中心にジャンルを越えた舞台作品が集合する。大賞受賞カンパニーには賞金20万円と、翌年再演の場合は制作費として30万円、翌年の札幌劇場祭参加権(会場費無料)を提供している。今年は28作品がエントリーした。

審査委員長の桑田信治氏(株式会社インテリジェンス anウィークリー)は総評として「『舞台は生もの、ライブ』だとよく言いますが。そうであるならばある意味、客席があってこそ、その作品は完成するのだと思います。賞賛も、批判も、お客様がいてこそ。昨年の劇場祭のあと、僕は『劇場祭で初めて舞台を観て、それから劇場に通うようになった』という幾人もの方に出会いました。今年もこれから、そういった声を聞けることを楽しみにしていますし、それも劇場祭の重要な役割のひとつだと思います。そして、そんな人々のためにも、これからもいろいろなジャンルで素敵な舞台を見せて欲しいなと思います。」とコメントを寄せている。

◎インフォメーション◎
[TGR札幌劇場祭大賞2012]
■大賞/弘前劇場『素麺』
■特別賞(作品賞)/intro『モスクワ』
■特別賞(脚本賞)/座・れら『不知火の燃ゆ』
■新人賞/劇団パーソンズ『CRY WOLF!』

<審査員奨励賞>
●人形劇なかま パラパラポナ『ルドルフとイッパイアッテナ』
●赤星マサノリ×坂口修一 二人芝居『貧乏ネ申 -The Poor Zombies-』
●劇団怪獣無法地帯『The Lady・Blues~彼女に何が起こったか~』

<オーディエンス賞>
●ホームラン王/劇団千年王國『火盗人』
●首位打者/人形劇集団チーム・パース『大どろぼうホッツェンプロッツ』

※オーディエンス賞は期間中、TGR参加作品を観たお客様に投票いただいた
『星の数』で決定。最も多く星を集めた団体を『TGRのホームラン王』、最も高い
アベレージを残した団体を『TGRの首位打者』として表彰しています。

◎関連サイト◎
TGR札幌劇場祭2012|さっぽろアートステージ

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