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- 【日本版アーツカウンシル導入へ】文化審議会が答申案まとめる
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11.01/18
文化審議会文化政策部会は17日、助成金の配分先や額などを専門家の審査で決定する「アーツカウンシル」導入などを柱とする答申案を取りまとめた。近く文化審議会総会で承認し、高木義明文科相に答申する模様。
答申案では、文化芸術への支援策をより有効に機能させるため、現在は日本芸術文化振興会が行っている助成金の審査や事後評価などの体制を大幅に強化すべきだと指摘。アーツカウンシルの導入を重点施策に掲げ、11年度に音楽と舞踊の2分野で試行し、13年度以降の本格導入を目指すとしている。
一方、日本芸術文化振興会では、日本版「アーツカウンシル」導入に向けた、「文化芸術活動への助成に係る審査・評価に関する調査研究会」を1月12日からスタートさせた。
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