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【演劇からの復興】『いわき演劇まつり』来年2月開催 短編演劇コンペの作品公募開始。

12.10/09

来年2月1日~3日に福島県いわき市で開催される演劇祭『I-Play Fes~演劇からの復興~いわき演劇まつり』の概要が明らかになった。「青年団」「ままごと」「マームとジプシー」の3カンパニーが参加するほか、短編演劇コンペティション「劇王っぽいの」が開催されることになり、現在参加団体を募集している。応募締め切りは11/2(金)必着。

同演劇祭は、東日本大震災以前から演劇活動を通して様々なアーティストと交流を深めてきた「いわき総合高校」の石井路子教諭を代表に据えたI-Play Fes実行委員会が主催、いわき芸術文化交流館アリオス、いわき地区高校演劇連盟などの共催で行われる。東京を活動拠点とする3つのカンパニーによる公演のほか、柴幸男氏(ままごと)、藤田貴大氏(マームとジプシー)によるワークショップ、上演時間20分の作品で競う短編演劇コンペティション「劇王っぽいの」などを開催。「劇王~」は、いわき市を中心に福島県内で演劇活動をしている団体を対象に現在参加団体を募集している。

実行委員会代表を務める石井氏は演劇祭を開催した経緯について「いわき総合高校はこの10年、授業の中で演劇教育を行ってまいりました。たくさんのアーティストが震災前からこのいわきの地を訪れて下さっています。それらのつながりや、本校の活動を知った方から義捐金をいただきました。これらの善意をいわき総合高校という小さな団体に留めるのではなく、いわきの演劇活動に還元することが、その本来目指すところなのではないかと考えました。」と公式サイトにてコメントしている。

また、「何をもって復興とするのか、そこに提出できる明確な答えを私は未だ持ち合わせていませんが、演劇には力があり、それが生きることにポジティブな作用をもたらすこと、そのことを信じています。このフェスティバルが、いわきの演劇の力に少しでもなれば幸いです。」など、演劇祭への思いも綴っている。

開催要項については公式サイトを参照。

◎参考サイト◎
I-Play Fes いわき演劇まつり

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