制作ニュース

【シロアリ大量発生で上演中止】別府市が施設管理の過失を認め、劇団に損害賠償

12.09/10

大分県別府市は、今年6月6日にシロアリの大量発生によって公演が中止になった劇団に対し、施設の管理上の過失を認め、今月5日開会した定例市議会に約173万円を賠償する関連議案を提案した。

同市教育委員会によると、6月6日夜、同市上野口町の別府市コミュニティーセンター多目的ホール(約300人収容)において、同市日出町の「劇団吉祥じゅん&ワルキューレ」の設立25周年の記念公演『THE 八犬伝』上演中、シロアリがスポットライトの光に集まり、やがて舞台と客席を飛び回ったという。

このため、劇団は同日と翌日の公演を中止。両日のチケット購入者への代金の全額返金と、お詫びとして公演DVDの配布するなどの対応を行った。同市は、チケット代金とDVD制作費の一部を負担する。

同センターは1995年4月に開館。木造一部2階建て約1000平方メートル。同市は、今議会に提案した一般会計補正予算案に、同センターのシロアリ駆除費約253万円も盛り込んだ。市教委は「今後は施設の適正な維持管理に努めたい」と述べている。

◎関連サイト◎
シロアリで舞台中止 別府市が賠償へ|YOMIURI ONLINE

[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!


【関連記事】

ピックアップ記事

ニュース用未選択
第14回せんがわ劇場演劇コンクール 5月開催

Next News for Smartphone

ネビュラエンタープライズのメールマガジン
登録はこちらから!

制作ニュース

ニュースをさがす
トップページ
特集を読む
特集ページ
アフタートーク 
レポートTALK 
制作者のスパイス
連載コラム
地域のシテン
公募を探す
公募情報
情報を掲載したい・問合せ
制作ニュースへの問合せ


チラシ宅配サービス「おちらしさん」お申し込み受付中