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【負債額9億5300万円】東京地裁がザックコーポレーションの再生手続を廃止、破産宣告へ

12.06/26

熊川哲也やグランディーババレエ団等、さまざまな音楽・舞台公演を行なってきたイベント企画会社(株)ザックコーポレーション(代表:宮崎恭一氏)が12日、東京地裁より再生手続き廃止決定を受けた。7月初旬頃に破産宣告される模様。負債額は、約9億5300万円。

同社は、昨年行った東日本大震災被災者チャリティイベントにおいて、招聘した外国人アーティストの関係で大手レコード会社と興行上のトラブルが生じた。その他にもトラブル処理や回収不能債権を抱えていたため、次第に資金繰りが悪化した。その後、資金調達などのメドが立たなくなったことから、去る2月29日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた。3月5日には再生手続き開始決定を受けていたが、予定していた事業譲渡などができなかったことから今回の措置となった。

(株)ザックコーポレーションは、1987年に設立。アーティストの招聘、コンサート等のイベントを企画する他、俳優・声優の養成所も運営していた。おもな過去の招聘アーティストには、「マドンナ」「スティング」「ボン・ジョヴィ」「アース・ウィンド・アンド・ファイア」「アリシア・キース」「熊川哲也」「東儀秀樹」「グランディーババレエ団」など。

◎関連サイト◎
アーティストの招聘、コンサートの企画【続報】株式会社ザックコーポレーション再生手続き廃止決定受ける|帝国データバンク

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