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【芸術の街として活性化】商店街の空き店舗を改装した手作り小劇場オープン-福岡

12.05/25

福岡市南区の井尻商店街に、空き店舗を改装した小劇場「いじ☆かる studio(スタジオ)」が6/1にオープンする。

空き店舗の改装は、商店街から徒歩30分ほどのところにある福岡女学院大人文学部表現学科の岩井眞實(ますみ)教授と、ゼミ生ら約30名が企画したもの。「井尻を芸術の街として活性化させよう」と、大学からの助成を受けて、天井や壁の塗り替えや照明の設置など、自らの手で工事を進めてきた。

オープン日の6/1には学生や地域住民、演劇関係者などが集う開幕イベントを開催する。6/6以降は、毎週水曜日20:00から岩井教授が副代表を務める福岡市の劇団「アントンクルー」が無料で公演を行う。

近くに九州大大橋キャンパスや香蘭女子短大などの芸術系学部を持つ大学、短大がある同商店街は、約300メートルの通りに80ほどの店が並んでいるが、そのうち約10店は現在空き店舗になっている。活性化のため、昨年11月にはその空き店舗に商店街振興組合が絵画や音楽などの学生作品を発表する「イジリアートカフェ」をオープンしている。

来年度からは、地域住民に実際に舞台公演を見てもらうなど、演劇の授業でも活用される予定。今後は、アートカフェと共同でイベントを開いたり、学生が住民に演劇を教えるワークショップの開催などを計画している。また、劇場の有料貸し出しも検討している。

◎関連サイト◎
井尻商店街に小劇場 福岡女学院大有志6月1日オープン|西日本新聞
福岡女学院大学いじかるstudio|facebook

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