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- 【最長で311日】財団法人静岡県文化財団が約423万円支払滞納
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12.05/24
22日、静岡県立の複合文化施設「グランシップ」(静岡市・駿河区)の指定管理者などを務める財団法人静岡県文化財団が、昨年度に購入した文具代などの支払いを業者に滞納していたことが発覚した。22業者が納品した126件、約423万円の支払いについて、一ヵ月以上、最長で311日もかかっていたという。
同財団によると、遅延の原因は、担当の総務課嘱託職員が館内装飾業務が増えたことで支払いを遅らせ、上司や同僚も適切な指導ができなかったためだという。これについて同財団は「不正があったわけではないが、支払いが遅れたことは不適切で再発防止に努める。業者に謝罪する」と述べている。また、嘱託職員は転職を理由に、昨年度末に依願退職している。
同財団は1984年に設立。1998年度から「グランシップ」の管理・運営を県から受託し、2005年度から指定管理者となっている。なお、「グランシップ」内に設置されている「静岡芸術劇場」を運営する財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)とは別の法人である。
◎関連サイト◎
県文化財団、支払いを滞納/423万円分|朝日新聞デジタル
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