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【結成30年。なぜ解散しなければならなかったのか?】書籍『ロング グッドバイ―パパ・タラフマラとその時代』発売中

12.01/28

現在、解散公演『パパ・タラフマラ ファイナルフェスティバル』を開催中のパフォーミング・アーツ・カンパニー「パパ・タラフマラ」の30年の軌跡を追った書籍『ロング グッドバイ―パパ・タラフマラとその時代』(青幻舎刊)が発売中だ。

「パパ・タラフマラ」は、1982年、演出家の小池博史を中心に結成された。「ダンス」「演劇」「美術」「音楽」等の様々なジャンルを巻き込みながら、舞台空間全体を一つのアートに築き上げる手法で、国内外で高い評価を得てきたが、結成30周年の昨年6月に突如解散を発表した。その理由は、現在の舞台芸術界が抱える課題を浮き彫りにするものであり、解散発表以降、主宰の小池氏自らが様々なメディアに登場し、問題提起を続けている。同書も、堤清二氏(セゾン文化財団理事長)、片山正夫氏(同財団常務理事)、平田オリザ氏(青年団)、浅井隆氏(アップリンク)、吉本光宏氏(ニッセイ基礎研究所)など多くの著名人のインタビューや寄稿文を掲載し、単なるカンパニーの活動記録に留まらない、あるアートカンパニーの生涯からあらためて日本のアートシーンの在り方を問う、という内容になっている。定価は2,415円(税込)。

尚、制作者向けWEBマガジン「制作手帖」では、同カンパニーの軌跡を歴代制作者の証言で辿るインタビューシリーズ『パパ・タラフマラの作り方』を連載中。こちらも是非ご一読を。

◎関連サイト◎
『ロング グッドバイ―パパ・タラフマラとその時代』|amazon

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