新宿シアター・ミラクル（新宿区歌舞伎町）の支配人、星英一氏が自身のブログで「主に若手の小劇場演劇を主戦場とする」立場からの映画チラシの構造分析レポートを公開している。

同レポートでは、「写真を多数掲載」「あらすじが載っていないものは皆無」など、「既に作品が完成している」という演劇との最大の相違点から可能になっている部分はもちろん、「作品タイトルが、ロゴとして載っている」「企画意図のようなものがほぼ確実に載っている」といった、演劇でも応用可能な特徴も指摘されている。

若手演劇人からチラシやWEBサイトについて頻繁に意見を求められるという星氏は、「もちろん全ての演劇のチラシが映画のようにあるべし、などとは考えていない」としながらも、「映画のサイトやチラシをパクれば、と答ることが多い」と語っている。また、「演劇に比べればデジタルにもテレビにも遥かに親和性の高いメディアが、紙のチラシをきっちり作り続けている」ことからも、「映画のチラシにはまだまだ学ぶべきところがたくさんあるような気がする」としている。

◎関連サイト◎
映画のチラシを眺めてみれば【映画チラシの構造分析】｜新宿シアター・ミラクル支配人の「奇跡の妄想録」

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