制作ニュース
- 【今年結成10周年】「ひょっとこ乱舞」が、次回本公演で活動に終止符
-
11.10/31
劇団「ひょっとこ乱舞」が、来年3月に行う本公演で10年間の活動に終止符を打つと公式サイトにて発表した。
「ひょっとこ乱舞」は、劇作家・演出家で俳優の広田淳一を中心に、01年に結成。現代口語と身体性を駆使し、また音楽的要素も取り入れた独自の舞台表現が高く評価され、04年に広田が「若手演出家コンクール最優秀演出家賞」を、08年に当時所属していた俳優・チョウソンハ(現・成河)が「文化庁芸術祭・演劇部門新人賞」を受賞した。また、今年2月に芸劇eyes参加作品として上演された「ロクな死にかた」は、先ごろ発表された「第17回劇作家協会新人戯曲賞」の最終選考にノミネートされている。
劇団公式サイトで広田は、パニック映画『新幹線大爆破』になぞらえ、「ある一定の速度を下回ると爆発するかのごとく、追い立てられるように激動の2000年代初頭を駆け抜けてきたんじゃないかな、と。駆け抜けたことにさせてもらうわけにはいかないだろうかな、と。そして、近頃ちょっとばかし速度とか鮮度とかお肌の水分含量とか筋力とか動体視力とか落ちてきてんじゃなかろうか、と。そんなわけで、我々は活動10年の歴史にここで終止符を打つことを決意いたしました」と語っている。
◎関連サイト◎
ひょっとこ乱舞、大爆破のお知らせ。|ひょっとこ乱舞公式サイト
[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!
【関連記事】