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【架空の海外出張費など約1144万円】倉吉市の劇団が、委託金を不正使用-鳥取

11.10/27

鳥取県内5市町からなる広域連合より「東アジア演劇発信事業」を業務委託された劇団(名称非公表、本拠地・倉吉市)が、架空の海外出張などの名目で約1144万円を不正使用していたことが発覚したと、26日、msn産経ニュースが伝えた。

報道によるとこの劇団は、東京都杉並区の総合企画会社の代表取締役が昨年8月に設立。「鳥取中部ふるさと広域連合」から日中韓での演劇上演などの「東アジア演劇発信事業」を委託されたが、実体のない海外出張費で委託金を支出したり、5人に委託業務外の仕事をさせるなど、約1144万円に上る不正を行なっていた。

10月の監査で発覚し、劇団側も不正の事実を認め、連合から受け取った1300万円全額の返済と事業委託の辞退を申し出たという。

連合側は「来週までに行う調査結果を見て、民事訴訟や刑事告訴も含め、対処を検討する」としている。

◎関連サイト◎
架空の海外出張など 劇団が委託金を不正使用 鳥取|msn産経ニュース

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