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【野田新政権誕生に伴い】劇作家・平田オリザ氏が内閣官房参与を退任

11.09/06

野田新政権が誕生したことに伴い、劇作家・平田オリザ氏が約2年にわたって務めてきた内閣官房参与の職を退任したことが明らかになった。

5日付の青年団公式サイト「主宰からの定期便」にて平田氏自ら語ったもので、「本来なら、鳩山政権が終わったときに退任すべき所でしたが、時機を逸して、ここまで、あまり仕事もせずに、名前だけの役職を続けてきてしまいました(もちろん無報酬ですが)。退任が決まり、やっと一息ついたというのが実感です。今後も、文化政策については、私のできる範囲で尽力してまいりたいと思います」と述べた。

平田氏は、2009年10月、鳩山由紀夫内閣の発足に伴い内閣官房参与に任命された。当時、鳩山首相の所信表明演説の草稿執筆や演出に関わり大きな話題となった。在職中は、「劇場法(仮称)」などの新たな文化政策の実現に向けた急先鋒的役割を担い、東奔西走した。鳩山首相退陣後も引き続き菅内閣にて同職に任命された。今年5月には韓国・ソウルで行なわれた講演会で「汚染水放出は、米国からの要請があった」という発言をして波紋を呼んだ(翌日、撤回して謝罪)。

◎関連サイト◎
アルスエレクトロニカ|青年団 主宰からの定期便

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