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- 【総額2億円超】「東京室内歌劇場」と「日本浪曲協会」が国の補助金を不正受給
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11.08/09
文化庁は5日、「東京室内歌劇場」と「日本浪曲協会」が、芸術支援の補助金などを水増しするなどして、あわせて計約2億2600万円を不正受給していたと発表した。
同庁芸術文化課によると、東京室内歌劇場は、2007年度から昨年度までに二重帳簿や架空の領収書などで経費を水増しし、約2億1390万円を不正に受給していた。また日本浪曲協会も07~09年度に、約1180万円を不正受給していた。 同庁は、両団体に対し全額返還を請求するとともに、今後、支援金の応募を制限する方針。
相次ぐ不正の発覚により、今後の文化芸術助成制度全体への影響が懸念される。
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