札幌のフリースペース「ATTIC」は26日、公式サイトにて運営母体となっている「合同会社屋根裏ネットワーク」を12月31日で解散すると発表した。利用者からは存続を希望する声が挙がっているため、2012年以降は会員制による維持へ移行することとして会員を募集中。ただし、募集期限（9/24）までに30名の会員が集まらなければ今年いっぱいで閉館となる。

「ATTIC」は設立当初から「合同会社屋根裏ネットワーク」として5年間限定で活動を行なうことを明言しており、活動期限を前にあらためて現スタッフ内で協議したところ半数以上が「これを機に活動を終える意思表示」をしたことから予定通り解散することが決定した。

しかし、立地の利便性や機材設備の充実度などから「今後も利用したい」という声が多数寄せられたため、「ATTIC存続会」と題したイベントを開催するなど新たな運営方法についての議論が重ねられていた。「会員制」への移行により存続運営の道は開かれたが、設備処理などの都合により、募集期日である9/24までに30名の会員が集まらなければ、2011年12月31日をもって閉館となる。

■ATTIC 会員募集要項
【運営形態】
毎月固定参加費を会員から集めて運営する、会員方式。
事務局は以下2名で構成。

代表・・・1名（会員から応募）
副代表、兼経理・・・1名（現ATTICメンバー）

【会費】
1口6,000円／月
※半年契約とし、入会時に半年分会費36,000円を支払う。
※初回契約時のみ、不動産契約上の必要経費として、プラス10,000円。
※会員は、先着順で1か月7日間まで自主企画可。

【最低募集人数】
30名

【募集期限】
2011年9月24日（土）

◎2012年以降のメンバー募集について（ATTIC）