様々な舞台制作者と協働し、教育プログラムを継続的に展開する「Next舞台制作塾」（運営：有限会社ネビュラエクストラサポート〈Next〉）は11月から来年1月、レギュラー講座「制作者たちが考える実践型アーツマネジメント ―舞台芸術の可能性を拡げる基礎スキル」を開催する。講師は、2011年〜13年の国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」で制作統括を務めるなど、制作者として現在の舞台芸術をリードする武田知也氏。全9日間・10回、受講料21,600円（税込）。会場はNextミーティングルーム（東京都江東区亀戸7-43-5 小林ビル 2F）。

今講座は、企画・広報・助成金申請など様々な局面でアーツマネージャーに必要な「ことばを作り、伝える」力をトレーニングする「実践型アーツマネジメント」講座。ゲストに植松侑子氏（フェスティバル/トーキョー 制作チーフ）、橋本裕介氏（ロームシアター京都／KYOTO EXPERIMENT プログラム・ディレクター）らを迎え、それぞれの事例を紹介しながら舞台制作者の職能を分析し、プロとして仕事を続けていくためのビジョンを探る。

対象は、「長期的に舞台芸術に関わる仕事を続けたいと考えている現役制作者・劇場職員・制作志望者」「アーティストの活動や作品を社会と結びつける方法を学びたい方」。

講座を担当するにあたり武田氏は「制作職を志す学生、20代～30代の私と同世代の制作職の方々に参加いただけたら嬉しいと思っているが、講座を通して講座生自身が自身の職能を見つめ、5年後、10年後くらいまでの未来の姿を共にイメージできるようになればと考えている」とコメントを寄せている。

なお、10月6日(月)には説明会を開催する。時間は19:30〜20:30、Nextミーティングルームにて（要申込）。

武田ゼミおよび説明会に関する詳細・申込は、下記サイトを参照。

◎インフォメーション◎
武田知也ゼミ「制作者たちが考える実践型アーツマネジメント ―舞台芸術の可能性を拡げる基礎スキル」

■講座日程
11/5(水) 、11/12(水) 、11/19(水) 、11/26(水) 、12/23(火・祝)、1/7(水)、1/14(水)、1/21(水) 、1/28(水)
※各回19:00〜21:00（12/23のみ13:00〜17:30）

■ゲスト
植松侑子（フェスティバル/トーキョー 制作チーフ）
鈴木理映子（編集者／ライター）
田嶋結菜（地点 制作）
橋本裕介（ロームシアター京都／KYOTO EXPERIMENT プログラム・ディレクター）
松本花音（制作）
望月章宏（フリーランスPR／フリーランスプロデューサー）
ほか

■主なカリキュラム
「舞台制作者の職能、徹底分析！partII」
「劇団制作の可能性」
「これからの公共劇場の制作」
「制作者のことば」
「多様な他者をつなぐ力」
ほか

◎関連サイト◎
武田知也ゼミ｜Next舞台制作塾