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【民間資金で芸術文化を支援】「アーツサポート関西」4月に発足へ

14.02/12

経済界や学識経験者、大阪府市でつくる「公益財団法人関西・大阪21世紀協会」は5日、民間の資金で芸術・文化を支援する組織「アーツサポート関西(略称:ASK アスク)」を4月を目処に創設することを発表した。「文化と経済は車の両輪である」という理念の下、アーティストに寄り添った芸術・文化の支援を目指す。

ASKは、大阪府市の文化予算が大幅に削減される状況をふまえ、「民間が主導する文化支援を行うことが重要である」と考え、「文化を享受する市民が主体となって文化を支え、育てていくことが、日本の未来のために目指すべき方向」であるとしている。
代表発起人は、関西経済同友会代表幹事の鳥井信吾氏(サントリーホールディングス副社長)ほか、建築家の安藤忠雄氏や指揮者の佐渡裕氏など財界や・文化人7名が名を連ねている。

助成対象は、関西で芸術・文化活動をする団体または個人で、アーティスト側からの申請を受けて評価・審査委員会が審査をし、助成先が決定される。また、「市民の思いが伝わる支援」を掲げ、個人・企業などから寄付を募り、寄付者の意向を反映させた支援を行うとしている。WEB寄付や「クラウドファンディング」なども実施する予定。

初年度・2015年度の助成目標額は約1千万円。助成分野は美術、音楽、演劇、ダンス、映画、伝統芸能、スポーツなど多岐にわたる。昨年、大阪府市で発足した「大阪アーツカウンシル」とも連携していくという。

設立に関する詳細は、下記資料を参照。

◎関連サイト◎
アーツサポート関西 設立の発表|公益財団法人関西・大阪21世紀協会


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