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- 【対象者なし】「坂あがりスカラシップ2013」選考結果発表-横浜
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13.10/02
最大3年間、若手舞台芸術家の創作を支援するプログラム「坂あがりスカラシップ」で、2013年度は「対象者なし」であることが9月30日、同事務局より発表された。
「坂あがりスカラシップ」は、横浜にある急な坂スタジオ・横浜にぎわい座(のげシャーレ)・STスポットが連携し、稽古から作品上演までをトータルサポートする若手舞台芸術家の創作支援プログラム。2008年よりスタートし、これまでに岩渕貞太、神里雄大(岡崎藝術座)、藤田貴大(マームとジプシー)、木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎)、白神ももこ(モモンガ・コンプレックス)、橋本清(ブルーノプロデュース)が選出されてきた。
今回「対象者なし」となったことについて事務局は、同プログラムの支援期間が昨年度より3年間となったこともふまえながら、「今回の応募書類を拝見していく中で、現在私たちが必要だと考えていたビジョンと、応募者の求めていた支援内容に隔たりを感じました」とコメント、そして「今回『対象者なし』という結果を出すことによって、いま一度現況を見直すことに致しました」と経緯を説明している。
また今後は、創造・育成という点を重視しアーティストサポートの支援に務めながらも、「坂あがりスカラシップ」というプログラムの支援内容や形態などについて考え直していく、としている。
なお、今年で2年目の支援となる橋本清に対しては、当初の予定通り3年間の継続支援が行われる。
◎関連サイト◎
坂あがりスカラシップ2013 選考結果のお知らせ|急な坂スタジオ