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神奈川県マグカル“新しい時代”への芸術分化支援事業 感染症対策に上限150万円の補助
神奈川県では、新型コロナウイルス感染拡大の防止のため自粛していた文化芸術活動の再開への加速と、感染防止対策を講じた「新しい生活様式」の下での活動を定着させるための「神奈川県文化芸術活動再開加速化事業補助金」の募集を開始した。採択団体には、神奈川県内で“不特定多数の方を対象に公開する文化芸術活動”における、感染症対策に要する経費を上限150万円まで補助する。補助の対象となる経費は、マスクやフェイスシールドなどの消耗品や、配信における通信費、PCR検査費やサーモグラフィー賃借料などが対象。申請期間は7月20日(月)から8月7日(金)まで。ウェブサイトの電子申請にて受け付けている。申請は一団体(個人)につき一件まで。
関連サイト⇒神奈川県ホームページ「文化芸術活動の再開を支援します!新規補助金の募集について―マグカル”新しい時代”への支援事業―」
補助の対象は、平成31年1月1日から令和2年2月25日までの間に、神奈川県内で不特定多数を対象に公開する文化芸術活動を実施した実績がある団体又は個人事業者(フリーランスを含む)。なお、個人事業者の場合は、主に文化芸術活動に係る収入により生計を維持し対価を得ていること(総収入の概ね30%以上が文化芸術活動によるものであること)が条件となる。
対象分野は、文学、音楽、美術、写真、演劇、舞踊、メディア芸術(映画、コンピュータその他の電子機器等を利用した芸術等)等をはじめ、茶道、華道、書道その他の生活に係る文化や、有形及び無形の文化財、伝統的な文化芸術などまで幅広く募集する。
また、応募団体は、感染症対策のガイドラインと具体的な取り組み内容の提出も求められる。申請書等に基づき、文化芸術分野の外部専門家を含めた審査会において審査・選考が行われる。