制作ニュース

舞台制作者意識調査「ライフ」編

11.02/16

こんにちは、舞台制作ラボの鈴木です。
今回は、舞台制作者へのライフ編5の報告です。
さて、今回のテーマは、【インドア派？アウトドア派？】です。

普段お忙しい制作者さん。休日はどんな風に過ごしてリフレッシュしているのでしょうか？
それでは、いってみましょう。制作者さんに聞いてみました。

観劇以外の趣味はありますか？

観劇以外には趣味がある方がほとんどなのですね～。
時には舞台から離れてリフレッシュしているようです。
中にはお仕事でも、趣味でも舞台に関わっている方もいらっしゃるのですね！すごい情熱を感じます・・・！さて、舞台以外の趣味がある方は具体的にどんな趣味を楽しんでいるのでしょう？
そして、その趣味を他楽しむことで、制作の仕事になにかしら影響があったりするのでしょうか？
聞いてみました！

上記の趣味の内容を教えてください

【アウトドア派】
・海外旅行。
⇒それなりに英語が話せるようになり、影響：アメリカ人の演出家の舞台創りに役立った。（30代、男性）・愛車の250CCに乗って街中を走る。
息子のサッカーにつきあって、時々ママさんチームで遊ぶ。
⇒舞台制作の仕事への影響は、ストレス解消と、仕事以外の自分の居場所作りと、仲良くなってチケットを買ってもらう、ということ。
(40代、女性) ・趣味と仕事のどちらでもあるけれど、読書。
⇒何を舞台化しようとか、こういうエピソードを入れたら作品がおもしろくなるかなとか、流行の作家の作風とかをチェック。（30代、男性） ・ライブ。
⇒同じエンターテインメントとして、感じること、気付くこと、勉強できることがたくさんある。
フェスにも積極的に参加したいといつも思ってるが、なかなか行けない。 (30代、男性） ・テツ。
⇒ツアー手配にものすごく役立つ。 (30代、男性） ・スノーボード。
⇒ストレス発散と運動不足解消ぐらい？（30代、男性）

【インドア派】
・フラワーアレンジメント、ウエディングブーケ作成。
⇒美術や小道具、持ち道具に引っ張り出される様になった。
受付に贈り花が来ると、公演期間中の世話を一手に引き受けるはめになった。(30代、女性) ・スポーツ観戦、読書、音楽鑑賞、絵を描く…など。
⇒ 制作としてというよりも、村の便利屋さんのように手が足りない部署の補てん要員にされています。
音響とか効果音は作る段階からもしばしば。(40代、女性) ・語学の勉強。英語はまるでダメなんですが、韓国に初めて行ったのがきっかけで始めた韓国語学習にはまりました。
⇒簡単な読み書きややり取りができるようになって、韓国での公演の時に、
通訳さんが不在の時でも自分で何とかできることが増え、仕事が随分楽になりました。(30代、女性) ・美術鑑賞、格闘技観戦、プロレス鑑賞、サッカー観戦。カメラ。モダニズム建築めぐり。
⇒プロレスや格闘技の興行をダンス公演に置き換えて考察できます。
勝負論（芸術論）とＴＶ視聴率（エンターテイメント性）の両輪をどうデザインして興行（公演）するか？など。（40代、男性） ・音楽を聴くこと。本を読むこと。ラジオを聴くこと。
⇒どれも神経や感覚を研ぎ澄ましたり刺激が得られるので視野も広がる。（20代、男性) ・新聞を読む。
⇒読売夕刊だと、舞台系の記事が読めるので楽しい。(20代、女性）

いかがでしたか？
個人的には、仕事と趣味を割り切って、メリハリをつけてるのかな～と思っていたので
趣味を楽しむことで舞台の仕事に何かしら影響を与えている方が多いのには驚きでした。ストレス発散や、気分転換のために筋トレ、一人カラオケ、ドライブ、ウォーキング、ロードレーサー、などの趣味を
楽しんでいる方もいらっしゃいました。
一見すると仕事に関係していないようですが、リフレッシュすることで
結果的に仕事への集中力が上がったりすることもあるかもしれませんね！話は少しそれますが、日曜の夜にやっている、「ONE　hour　sence」という番組をご存じでしょうか？
1時間あったら、どこへいくか。何をするか。
毎回、違うゲストの方が、素敵な時間の使い方を紹介しています。
1時間あったら、こんなことができるのか～と時間の使い方を考えさせられます。仕事で疲れたなと感じる時は、少しでも時間を作って自分の好きなことをしてみる。
心も体もリフレッシュしたら、その後の仕事効率がアップするかもしれません。仕事と趣味、バランスをとってどちらも楽しんでいきたいですね。いかがでしたか？感想、ご意見などお気軽にお寄せください。
次回は「制作者さんのお友達事情」の調査報告です。
お楽しみに!!

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