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【麻布に続き神楽坂も・・・】老舗小劇場「die pratze」が、来年7月閉館を発表

11.11/03

劇団OM-2主宰の真壁茂夫氏がオーナーを務める小劇場「神楽坂die pratze」(新宿区西五軒町)が、公式サイトにて来年7月に閉館すると発表した。

「die pratze」は、94年にそれまでの田端から現在の神楽坂へと移転し、「神楽坂die pratze」としてリスタート。ダンス、舞踏、演劇、映画上映など、さまざまなジャンルのアーティストに親しまれ、系列館として、01年に東麻布に「麻布die pratze」(04年閉館)、08年に日暮里に「d-倉庫」をオープンさせた。

閉館後の詳細や、関連企画等は明らかになっていないが、Twitterの劇場公式アカウントによると、「何か面白いことができないかな、とは思っています。それが劇場なのか、また違うものなのか分かりませんが。 ただ、劇場としてでなくても、なんらかの形で”die pratze”を残し、続けて行く意向です 」としている。さらに、「不正受給の発覚が続き文化庁・芸文への申請条件は一層厳しくなった」ことを例に挙げ、「僕たちにとっては、今の舞台業界での小劇場の存在意義を新たに創出し、それを認知させなければやっていけないとこまで追い込まれてしまった感がある。小劇場は今やただの”小さい小屋”になってしまった。 」とコメントし、小劇場経営の難しさを吐露している。

◎関連サイト◎
神楽坂die pratze公式サイト

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