高校生による舞台芸術公演の劇評（レビュー）を公募する第一回「高校生劇評グランプリ」（主催：公益社団法人 国際演劇協会日本センター）の締切が1/15(水)までと迫っている。応募資格は日本の高校に在学する生徒（高校に相当する課程を含む。国籍不問）。対象作品は2013年4月以降に首都圏の劇場で上演された演劇、ダンス（舞踊）、ミュージカル公演（能・狂言、文楽、歌舞伎などの伝統芸能公演を含む）。字数は日本語で1200字～2000字。優秀な劇評には最優秀賞（1名）、優秀賞（20名前後）、優れた成果を収めた高校への団体賞が贈られる。発表は公式サイトにて3月初めの予定。

同グランプリは、劇場で公演を楽しむだけでなく、劇評を通して公演を深く味わい、想像力や思考力を伸ばすことを目的に始められた。観劇に際しては劇評の応募促進のため、劇場・製作会社の協力により観劇割引制度「高校生応援チケット」も実施された。選考委員には扇田昭彦氏（演劇評論家）、阿部順氏（全国高等学校演劇協議会事務局長、千葉県立松戸高校教諭）、高野しのぶ氏（現代演劇ウォッチャー、しのぶの演劇レビュー主宰）、田中綾乃氏（三重大学准教授、演劇評論家）、萩尾瞳氏（演劇・映画評論家）が名を連ねる。

入賞者への副賞として、4～9月に協力劇場があらかじめ設定する対象演目の中から2演目を選んで無料で観劇できる特典も用意されている（演目及び日程は、入賞者決定後3月に発表予定）。

高校生が書き手となる新しい形の劇評コンクールで、たくさんの作品が寄せられることを期待したい。

詳しい募集要項、劇評投稿フォームは下記サイトから。

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高校生劇評グランプリ