Next舞台制作塾
【制作塾オープンサロンとは?】
舞台制作者の身近にあるさまざまなトピックをテーマにした対話の場。ミーティングやワークショップを通じ、参加者同士の交流が生まれています。
今回のサロンでは、東京の各地で行われている演劇祭(フェスティバル)の主催・企画運営側と、参加するカンパニーがwin-winな関係を築き、ともに成果を残していくには?ということを考えたいと思います。
演劇祭には、自治体が主導しているもの、民間の劇場が主導しているもの、企業が関わっているものなどがあり、全国各地で行なわれています。目的も優れた作品の紹介にとどまらず、若手アーティストの発掘や育成、地域活性やブランディング、アマチュアの発表会などバラエティに富んでいます。東京に絞って見渡してみても、大小さまざまな演劇祭が行なわれています。
演劇祭に参加することで、カンパニーは会場費の減免や制作実務のサポートを受けられる場合もあります。もちろん、参加には相応の責任が発生しますが、演劇祭の趣旨を理解してメリットを活かし、一緒に演劇祭を盛り上げていくことで、カンパニーのステップアップや、新たな展開につなげていくチャンスになるかもしれません。
カンパニーが演劇祭に期待していることや、演劇祭の事例を共有することで、演劇祭をより盛り上げていくヒントも探っていきたいと思います。
主な話題提供者・演劇祭
北川大輔さん(王子小劇場 芸術監督/カムヰヤッセン 脚本・演出)
佐藤佐吉演劇祭・佐藤佐吉ユース演劇祭
北区に所在する民間の劇場・王子小劇場が自信を持って薦める作品を上演する演劇祭「佐藤佐吉演劇祭」。2016年2月~4月に初めて開催された「佐藤佐吉ユース演劇祭」は、特に新進気鋭の若手団体のみを一挙に集めたもの。劇場スタッフがプロデューサーを担い、関連企画も多数行なわれている。
飯田亜弓さん(有限会社ぷれいす 代表取締役)
したまち演劇祭in台東
大衆芸能発祥の地である台東区で行われる演劇祭。浅草花やしき 花やしき座、木馬亭、浅草見番、東洋館といった、地域ならではの特徴的な会場でも公演が行われ、街歩きとともに観劇を楽しめる。参加団体は公募で選ばれる(プロ・アマ問わず)。参加料がリーズナブル、参加団体は稽古場の優先利用が可能。主催:「したまち演劇祭in台東」実行委員会、後援:台東区
半澤裕彦さん(本多劇場 制作部/下北沢演劇祭実行委員会事務局)
下北沢演劇祭
演劇と下北沢の発展のために地域と演劇関係者が一体となって行なう演劇祭。世田谷区のバックアップの元、1990年から開催されている。本多劇場グループの劇場を中心に開催され、区民上演グループの公演と、一般公募の劇団(プロ・アマ問わず)公演が行われている。昨年度(第26回)は「スイッチ総研×下北沢演劇祭」が話題を呼んだ。
サロン概要
対 象 | 演劇祭の主催・企画運営に携わる方、演劇祭に興味のあるカンパニーの方 |
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日 時 | 2016年 4月 19日(火)19:00~21:00(予定/終了後に懇親会あり) |
参加費 | 500円(税込/お茶・お菓子つき/当日お支払) |
場 所 | Nextミーティングルーム(東京都江東区亀戸7-43-5 小林ビル 2F) アクセス>> |
申込み | ※終了しました |
問合せ |
有限会社ネビュラエクストラサポート Next舞台制作塾事務局 TEL.03-5628-1325 e-mail Next@next-nevula.co.jp |
◆主催 有限会社ネビュラエクストラサポート(Next)
◆協力 舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)
2016年04月01日 終了講座