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【舞台芸術で街の活性化を】前橋市、「2ステージ5ボックス」構想を始動

13.03/08

前橋市は、既存の建物や広場を活用し芸術活動の発表の場として提供する「2ステージ5ボックス」構想を新年度から始動する。このプランは山本龍市長が昨年2月の市長選で公約に掲げていたもので、市は、今年10月に中心市街地にオープンする芸術文化施設「アーツ前橋」とともに、芸術活動を通じて街を活性化させたい考え。

「2ステージ5ボックス」は、中央イベント広場と銀座イベント広場(ともに千代田町、約600平方メートル)の2ステージと、旧大竹酒造レンガ蔵(三河町)、前橋文学館(千代田町)など5つの建物からなる5ボックスの計7施設で展開。すべて前橋市中心商店街の半径約500メートル圏内にあり、施設間は徒歩での移動も可能。

中でも中心施設となるのは、1923(大正12)年に建造された旧大竹酒造レンガ蔵。演劇やダンスなどの舞台芸術の拠点として活用するこの施設は、市民団体の保存要望を受け、2006年度に市土地開発公社が土地1774平方メートルと建物を約8200万円で購入した。13年度から約7000万円をかけて耐震工事を実施、14年度以降に活用する予定。

山本市長は「活動の盛り上がりと同時に商店主の皆さんも呼応できる、元気が出るような動きへとつなげていきたい」とのコメントを寄せている。

なお、「アーツ前橋」では、10月のオープンに先立ち、今月23日・24日に内覧イベント「WALK あるくことから はじまること」を開催する。「音楽+ダンス+演劇の時間」と題し、山賀ざくろ氏コンセプト・総合演出のパフォーマンスが繰り広げられるほか、これまでの活動紹介などが展示される。
入場無料。

◎関連サイト◎
href=”http://artsmaebashi.jp/pre/?p=395″ target=”_blank”>内覧イベント「WALK あるくことから はじまること」|アーツ前橋プレサイト


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