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制作ニュース
- 演劇批評誌「紙背」が「紙背フェロー」始動
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25.10/07
演劇批評誌「紙背」が時評記事連載企画「紙背フェロー」プログラムを始動
批評家・ドラマトゥルクとして活動する山﨑健太が編集長を務める演劇批評誌「紙背」は、新たに「紙背フェロー」として公募した執筆者による時評記事連載企画を始動する。決定した「紙背フェロー」は、石川祥伍、萩庭真、山口真由、山本ジャスティン伊等の4名。2025年10月〜12月の期間に「紙背WEB」で時評記事の連載を執筆する。
新企画「紙背フェロー」では、執筆者が前月に鑑賞した舞台芸術作品を中心とした「時評記事」を執筆し、執筆記事を「紙背WEB」にて公開する。山崎編集長は「今回はそれぞれ異なる立場から舞台芸術に携わる4人の『紙背フェロー』に時評を書いてもらうことになりました。どのような『舞台芸術のいま』が見えてくるのか、私も楽しみにしています。」とコメントを寄せている。
「紙背」は2017年5月に山﨑健太の個人プロジェクトとして創刊、2017~2018年にかけて全4冊を刊行した。第二期として再始動した2023年にはウェブ版「紙背WEB」を開設。編集チームがアーティストを選定し、その作品の上演前にアーティストインタビューを、上演後には1作品につき2本のレビューを掲載している。
「紙背フェロー」実施について

(撮影:山端拓哉)
「紙背フェロー」に思った以上に多くの応募があったことを嬉しく思います。一方、これは書く意欲も書ける能力もある書き手がいるにも関わらず、書くことができる場が十全に存在していない、あるいは機能していない現状を示すものでもあります。「紙背WEB」の他の活動と合わせて「紙背フェロー」の活動を継続していくことが、舞台芸術をめぐる言説の充実とそのための場の整備・拡充につながっていくことを願っています。
今回はそれぞれ異なる立場から舞台芸術に携わる4人の「紙背フェロー」に時評を書いてもらうことになりました。どのような「舞台芸術のいま」が見えてくるのか、私も楽しみにしています。
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