制作ニュース
- 「演劇人コンクール2024」参加団体募集
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24.06/24
「演劇人コンクール2024」参加団体募集、書類審査通過団体には45万円の舞台制作費を補助
「地域を越え、国際的に活躍できる演出家の発掘と養成」をコンセプトに兵庫県豊岡市で開催される「演劇人コンクール」で現在、2024年度開催の参加団体を募集している。書類審査(第一次審査)を通過した団体には「45万円の舞台制作費補助」が事前に支払われ、「上演審査(第二次審査/作品上演による審査)」では最大で総額50万円の賞金が贈られる。書類審査の応募締切は7月15日(月)。
関連サイト⇒演劇人コンクール2024 参加団体を募集します。
同コンクールは、舞台芸術財団演劇人会議によって富山県・利賀で開催されてきた「利賀演出家コンクール(2000年~2007年)」「利賀演劇人コンクール(2008年~2019年)」を受け継ぎ、2020年度より豊岡で「演劇人コンクール」としてスタートした。昨年度は一旦休止し、コンクールの在り方を検討。今年度は主に若手(原則35歳以下、病気やケガ・出産・育児・介護等の事情で活動休止期間がある場合は考慮)を対象に小規模な形で再開されることとなった。
書類審査では課題戯曲2作品のうち1作品を選択。提出された参加申込書・演出プラン、映像資料等に基づいて審査が行われ、最大4団体が選出される。選出された団体は11月7日~11日、江原河畔劇場にて開催される上演審査で作品を上演、優秀賞・観客賞が決定する。審査員を務めるのは平田オリザ(劇作家・演出家/青年団主宰/江原河畔劇場芸術総監督)他2名。また今年度より「公募審査員」の募集も行われる予定。
受賞者には、豊岡演劇祭への参加、利賀芸術公園等でのレジデンス制作、また国内外の劇場プログラムでの上演、舞台芸術フェスティバルへの参加など、2~3年間の期間を念頭に継続的な支援が行われる。
A:『マッチ売りの少女』 別役実
B:『楽屋』 清水邦夫
【作品の上演に関する規定】
上記の作品は、一部抜粋あるいはテキストレジを行うことができる。台詞の変更は不可。
上演は、日本語で行う。
上演時間は、60分以内とする。(時間に収まらない場合は選考対象外)