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- JPASN「コロナ対策ガイドライン(第五版)」公開
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22.07/29
JPASN「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)」公開
一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(JPASN)は、「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)」(2022年7月22日改訂)を公開した。デルタ株への対策として作成された第四版(令和3年10月21日改訂版)から、オミクロン株に対応するものとして更新された第五版では、間接的な接触感染の可能性を考慮した項目の規制緩和など見直しが行われている。
関連サイト⇒「舞台芸術公演における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(第五版)」(2022年7月22日改定)を公開しました
会場入り口における「入場時のチケットもぎり」では、第四版では担当者にマスク着用と手袋の使用を求め、チケットの半券を来場者自身が切って箱に入れ、主催者側は目視で確認する等、動作の簡略化を促してきた。第五版では「担当者は正しいマスク着用をする」とし、手袋の使用や来場者が半券をもぎることについての文言は削除された。また、「物販を行う場合は、多くの者が触れるようなサンプル品・見本品は取り扱わない」「パンフレット・チラシ・アンケート等は極力手渡しによる配布は避ける」「プレゼント・差し入れ・祝花等は控えることを徹底する」といった項目についても、第五版では削除されている。詳しくは新旧対照表(第四版 → 第五版)を参照。
今回の改訂についてJPASNは、「国や自治体の指針と現在の社会状況を踏まえて見直しを行った」と説明。一方で、効果が認めづらい対策については主催者判断ができるような内容に変更。「公演の実施にあたっては、ガイドラインを参考にしながら各主催者の責任のもと、各現場の状況に合わせて必要な感染対策を検討・実施」するよう、呼びかけている。
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