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- 日本芸術文化振興会「令和4年度助成事業」
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21.09/30
日本芸術文化振興会「令和4年度助成事業」11/1より募集開始、現在「オンライン応募相談」受付中
独立行政法人日本芸術文化振興会は、11月1日より開始する「令和4年度助成事業」の募集に先立ち、現在「オンライン応募相談」を受け付けている。相談受付期間は10月29日(金)まで。
日本芸術文化振興会は、文化芸術活動支援を目的に「芸術文化振興基金」および「文化芸術振興費補助金」による助成事業を行なっている。このうち芸術文化振興基金助成事業については、令和4年度より支援制度の枠組を見直すことを発表。新たな助成制度では、「助成金の額の定額制」「助成対象経費の選択制」を導入し、公演の規模と助成対象経費のうちから3つ選択した費目の合計額に応じて、収入の額に関わらず定額で助成を行う。
例えば演劇分野の「一般枠」では、「助成対象経費」として出演費、文芸費、会場費、舞台費、宣伝・印刷費等のほか、感染症対策費(上限あり)を設定。助成金の額については会場の定員(1ステージ)によって3つの区分にわかれており、「定員150人以上300人未満」の区分では助成金額「200万円」となる。なお、助成対象経費の合計額は、助成金の額以上であることをが条件。
【助成金の額及び会場の定員の区分】
・定員150人未満…助成金の額「100万円」
・定員150人以上300人未満…助成金の額「200万円」
・定員300人以上…助成金の額「400万円」
【具体例】
・会場キャパ ⇒ 250人
・助成金算定基礎経費の合計額 ⇒ 500万円
(出演費:100万円、文芸費:200万円、舞台費:200万円)
・応募する助成金の額の区分 ⇒ 200万円
応募書類については「芸術文化振興基金」はすでに公開されておりダウンロード可能。「文化芸術振興費補助金」は今後順次公開される予定。