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- 【またしても!】恵比寿ガーデンシネマが休館
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10.12/11
恵比寿ガーデンシネマ(東京都渋谷区)が10日、公式サイトにて来年1月28日をもって休館すると発表した。
これは、本社である角川シネプレックス株式会社が経営から撤退することによるもの。同館を保有する恵比寿ガーデンプレイスは現在経営譲渡先を探しているようだが、決まらない場合はそのまま閉館となる模様。3D映画の普及などで活況が伝えられる映画業界だが、その一方で、ライズX、シアターTSUTAYA、シネマ・アンジェリカ等、ここ1年の間に渋谷界隈だけでもたくさんのミニシアターが立て続けに閉館に追い込まれており、大衆向けの娯楽作品以外が上映される機会は加速度的に減少している。
恵比寿ガーデンシネマは1994年オープン。モダンで上品な内装と、ハリウッド・インディーズ作品を中心としたプログラムが特長で、『ボウリング・フォー・コロンバイン』『モーターサイクル・ダイアリーズ 』など数々のヒット作品を上映してきた。休館に伴い、、『ウディ・アレンの夢と犯罪』や『マッチポイント』など過去のヒット作を来年1月15日から1月28日まで連続上映する予定。