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- 「演劇人コンクール2021」参加団体募集
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21.06/22
兵庫県・豊岡で10月開催「演劇人コンクール2021」、参加団体募集
「地域を越え、国際的に活躍できる演出家の発掘と養成」をコンセプトに開催される「演劇人コンクール」では現在、参加団体を募集している。日程は2021年10月19日~23日、会場は江原河畔劇場(兵庫県豊岡市)。応募条件は「過去に上演歴があり、今後演出家として継続的に活動していく意思のある者」。参加にあたっての負担軽減とコロナ禍で影響を受けた団体・演劇人への支援の意味も含め、「書類審査(第一次審査)」を通過した団体には「30万円の舞台制作費補助」が事前に支払われる。応募締切は7月10日(土)。
同コンクールは、富山県・利賀で行われてきた「利賀演劇人コンクール」を引き継ぐ形で、昨年より兵庫県・豊岡で新たにスタートした。
応募者は課題戯曲より1作品を選択し、作品を演出・構成する。座組の人数の上限は10名。書類審査(第一次審査)を経て、上演審査(第二次審査)に参加できるのは最大6団体の予定。「上演審査(第二次審査/作品上演による審査)」の賞金は最大で総額200万円。このほか受賞者は豊岡演劇祭への参加や、こまばアゴラ劇場での上演等、継続的な支援が受けられる。
なお、6月28日(月)20時より、オンライン説明会が行われる。説明会の申し込みはフォームにて受付、申込締切は6月27日(日)。
■開催日程
2021年10月19日(火)~23日(土)
■会場
江原河畔劇場
■課題戯曲(上演時間60分以内)
A:『熊野』三島由紀夫
B:『命を弄ぶ男ふたり』岸田國士
C:『楽屋』清水邦夫
D:『胎内』三好十郎
E:『青い鳥』メーテルリンク
F:『白い病』カレル・チャペック
■審査員
平田オリザ(青年団主宰、こまばアゴラ劇場・江原河畔劇場芸術総監督、劇作家・演出家)
ほか、全体で5~6名を予定。
■賞
・最優秀賞 100万円
・賞金総額 最大200万円(一部、賞品にて支給)