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6月オープン「Theatre E9 Kyoto」劇場支援制度も

19.04/26

劇場支援制度も、「Theatre E9 Kyoto」2019年6月にオープン

6月、京都にオープンする劇場「Theatre E9 Kyoto」は、こけら落とし公演に館長・茂山あきら出演『三本柱』、芸術監督あごうさとし演出「—音楽舞台劇—『触覚の宮殿』」などの主催公演に加え、MONO、きたまり/KIKIKIKIKIKI、地点など来年3月までに約30演目の上演を予定。また、こまばアゴラ劇場など連携劇場での全公演が観劇できる劇場支援制度も設ける。

関連リンク⇒「Theatre E9 Kyoto」一般社団法人アーツシード京都

同劇場は、あごうが代表を務める一般社団法人アーツシード京都が「京都に100年続く小劇場を」と呼びかけ、建設費や維持費、運営費を募るクラウド・ファンディングを募った。東九条南河原町に位置する2階建ての倉庫をリノベーションし、約100席の劇場のほかに、カフェ、コワーキングスペースなども併設される。

また、同劇場をはじめ、連携する7つの劇場のほぼ全公演が観劇できる劇場支援制度「E9サポーターズクラブ」の会員も募集。こまばアゴラ劇場・アトリエ春風舎(東京)などで行われる青年団公演をはじめ、津あけぼの座・四天王寺スクエア・テアトル=ドゥ=ベルヴィル(三重)、シアターねこ(愛媛)、アトリエ銘苅ベース(沖縄)での演目が観劇可能だ。

京都では、所有者の高齢化や建物の老朽化などの理由から、小劇場の閉館が相次ぎ、あごうがディレクターを務めた老舗小劇場「アトリエ劇研」も2017年8月末をもって惜しまれつつ閉館した。一方で、KYOTO EXPERIMENT(京都国際舞台芸術祭)などのフェスティバルの開催では、日本国内だけでなく世界からも注目を集める京都。小劇場の新しい可能性に挑戦する「Theatre E9 Kyoto」の設立で、よりいっそうこの地から生み出される舞台芸術に期待が集まる。


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