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青年団が活動拠点を地方に移転する計画を発表

17.09/13

青年団が活動拠点を地方に移転する計画を発表

平田オリザ氏が率いる劇団「青年団」が、2019年から2020年をめどに、劇団の「本社機能」を兵庫県豊岡市に移すことを計画している。8月27日に豊岡市民プラザで行われたシンポジウムでの発言を受け、同劇団ブログで発表した。劇団内では長らく移転についての議論を続けてきたとし、すでに五反田にあった倉庫機能の大半を同市内に移転したという。

関連サイト⇒青年団 主催からの定期便

こまばアゴラ劇場に関しては「今後も存続しますし、民間劇場の強みを生かしながら、より一層、公共性の高い劇場を目指します」とした上で、平田氏が同劇場の芸術総監督の座を退き、持続可能な制度改革を行うことも検討しているという。

平田氏は豊岡市の滞在型創作施設「城崎国際アートセンター」の芸術監督も務めている。同施設は公募型のレジデンス専用機関であり「私自身が利用できるのは年に一回程度というのが現状」ということを踏まえ、同市の多くの人の厚意により「稽古場、劇団の宿泊滞在施設の候補地を挙げていただいています」と、現状を報告している。

また、劇団の本格的な移転後には「2022年を目処に、豊岡市で国際演劇祭の開催を目指す」という今後も展望にも触れている。

【あわせて読みたい!】
◆平田オリザが豊岡市芸術文化参与・城崎国際アートセンター芸術監督に就任(15.04/13)


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