制作ニュース
「社会包摂」に取り組む二つの企画-可児市文化創造センター/日本劇団協議会
貧困や疾病などにより、社会的に孤立している人々に対して、文化芸術面から社会参加の門戸を開き、諸問題の緩和を図る「社会包摂」。それに関連する企画が、この秋、2つ開催される。
一つ目は劇場に関わる人に向けた可児市文化創造センター(岐阜県)のアーツマーケティング・ゼミ「あーとま塾2017」。「社会包摂」活動の実態について考察するゼミの、オブザーバー参加希望者を募集している。日程は10月25日と26日の2日間、締切は9月29日(金)必着、参加費は無料。
関連サイト⇒あーとま塾2017「社会包摂」オブザーバー参加募集
二つ目は、日本劇団協議会による「演劇による社会的包摂プロジェクト」。劇団銅鑼の代表・佐藤文雄氏の指揮のもと、10月から12月にかけて、合宿稽古からアトリエ公演の本番まで、計13日間を3回に分けて「若者演劇ワークショップ in 東京」を開催。参加対象は義務教育課程を修了し、1年以上前から現在に至るまで仕事や学校に通っていない、35歳程度までの方。定員は10名、参加費は無料。