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TA-netが劇場・団体に向けて、障害を持つ方への「観劇サポート」支援を開始。申込金5000円で受付
NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)は、劇場・団体への「観劇サポート」支援サービスを開始する。申込金5,000円のみで、障害を持つ方への「観劇サポート」に関する相談から準備、当日までの全面的な支援を行う。既に公演が決まっている団体も申込みが可能だという。
⇒【募集】観劇サポートを支援します(演劇関係団体さまご注目!)|TA-net Blog
端末を利用した字幕表示/ラジオ周波数を利用した音声ガイド/アフタートークまたは上演中の手話通訳/触れる舞台模型製作/舞台説明会(手話で見どころを解説、舞台を触って体感)/衣裳の説明/再構成台本貸し出し など
同サービスは、アーツカウンシル東京による長期助成の採択(平成27年度 東京芸術文化創造発信助成 [長期助成プログラム] )を受け、2015年〜2017年度までの3年間、実施が決定している。
また同採択により、TA-netでは「手話通訳・文字通訳」の派遣事業も行うことになった。稽古場やワークショップ、演劇に関する会合(セミナーや会議、打ち合わせ)などで、手話通訳・文字通訳を必要とする演劇関係者、アート関係者なら無償で利用できるという(場合によっては実費負担あり)。
「演劇・舞台などにおける観劇サポート推進事業」プロジェクトの概要
(1)観劇サポート(手話通訳、字幕、音声ガイド等)の導入を希望する劇場・芸術団体等への機材提供や人材派遣
(2)舞台活動を行う聴覚障害のある演劇人への手話通訳派遣
※アーツカウンシル東京の公式サイトより一部抜粋
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◇ NPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク 公式サイト