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劇団制作社樺澤良の!!!!! 「制作王子、ニューヨークへ行く~米国☆留学記~」 “制作王子”こと劇団制作社・樺澤良による、ニューヨーク“制作”留学日記。 Vol.3 ウェスリヤン大学(コネチカット州)へ

11.12/13

写真はホテルの部屋の一部:ベッドがほぼキングサイズで嬉しくて涙しました。

皆様、約1週間ぶりですねっ!! 樺澤です!! ホームシックなどとはどうやら無縁な性格の私です。テクノロジー時代ですからね。

今日の一言:「マンハッタンのホテルは高いのに本当に狭くてなんとかして欲しいのですよー」(これに関するご意見はこちらからっ:info@seisakusya.jp または twitter ID @kt_ekimae )

今回は私の留学のメインとなる目的のウェスリヤン大学への移動のくだりをお届けしようと思います。でもでも説明する事が多すぎて退屈する事になると思いますので休み休み、または読み飛ばしながらお願いしますっ

NYに到着した翌日にACC NY(Asian Cultural Council New York)のオフィスへ。プログラム・ディレクターのスタンフォード・マキシ氏やアソシエイト・ディレクターのミホ・ウォルシュ氏をはじめACCスタッフとのミーティングを行いました。7月に3週間来た時から私の目的も少しずつ変化を遂げていったのでそのための時間です。そのミーティングが終わって夕方発の電車の時間まで余裕があるはず、だったのですがこの日はアメリカで11/17。つまり日本では11/18です。この日は何の日か制作の方々ならば皆お分かりでしょう、そうです、助成金申請の締切日ですね。もうなぜにここまで来てこの仕事を残していたのか、本当に私は後悔をしました。さて、早速ですが、これから移動する場所、ウェスリヤン大学のあるコネチカット州の説明を。

州名:コネチカット

  • 面積:14358平方キロメートル
  • 主要都市:ニューヘブン、ニューロンドン、ノリッジ、スタンフォード、ウォーターバリー、ダンバリー、ブリッジポート
  • ※州内に総計169の地方自治体が存在する

  • 人口:3,574,097名(2010年時)
  • 人種構成:
    77.5%ヒスパニック以外の白人/
    9.4%ヒスパニック/
    9.1%黒人/
    2.4%アジア人/
    0.3%インディアン/
    2.2%混血
  • そして次はウェスリヤン大学について。

    大学名:ウェスリヤン大学(Wesleyan University)

  • 学校種別:私立
  • 設置年:1831年
  • 特徴:
    ・教養学部には約2,700名が在籍する
    ・学生対教師の割合は9:1
    ・少人数制のため、授業では討論・論文が総合大学と比べ多い
    ・革新的な校風を持っていることで知られる
    ・在学生の半数以上がSAT(大学進学適正試験)で2100点以上を取っており、このスコアはハーバード大学やプリンストン大学などのアイビー・リーグに匹敵する(※ちなみに私は取っていませんよっ)
    ・留学生はTOEFL iBTでの100点以上のスコアとSAT Reasoning Test 又はACTのスコアの提出が必要
    ・応募者数が年々増加しており、全米で最も入学の困難な大学の1つとされている
  • はいっ!!以上、コネチカット州とウェスリヤン大学の説明でした。なんだか随分と遠くまで来てしまったものです。マンハッタンにあるGrand Centralという駅から電車で約2時間、北東方向に移動します。この電車の中でも私は助成金の書類をひたすら書いていて景色なんて眺めている余裕なんてどこにもありませんでした。

    さきほど州の説明に出てきたニューヘブンというかっこいい名前の駅に降りて大学のシャトル(バンのような車でなんと11人乗り!!)の迎えを待ちます。到着したのが18時くらいだったのですが、ここは北海道か? と思うくらい寒いです。街はほぼ白熱灯の灯りでぼんやりとオレンジ色なのでなんとなくわびしい感じがしてその寒さをいっそう後押しします。待ち合わせ時間になると知った顔が続々と。7月に3週間弱の生活を共にした人達と再会。そこから約40分かけて大学へ移動します。当然、白タクの話題をふりまいておきました。

    大学に到着するとカムバックパーティーに参加。NY在住の舞踏家デュオの1人、Eiko & Komaさんなどもいらっしゃいました。快活な人柄っ!! パーティーを終えて、またシャトルに乗り、これから3日間泊まるホテルへ。マンハッタンとは違って部屋が広くてこれ、感動したんですね。そこで夜を徹して助成金申請作業を敢行。なんとか間に合いましたよ。翌日からはウェスリヤン大学で始まるI.C.P.P(Institute for Curatorial Practice in Performance:学芸員実習)にやっと辿り着きます!!

    参考URL
    ウェスリヤン大学:
    ウェスリヤン大学

    Eiko & Koma http://www.eikoandkoma.org/



    ■樺澤 良(かばさわ・りょう)■
    劇団制作社 代表。 1979年、東京都板橋区出身。(株)メジャーリーグにてプロデューサー・笹部博司氏に師事。2005年、制作者のみで構成される「劇団制作社」を 旗揚げし、小劇場演劇界の制作受託を中心に活動を展開。過去の主な制作受託に「庭劇団ペニノ」「劇団鹿殺し」「フェスティバル/トー キョー」「鳥肌実全国時局講演会」「劇団、江本純子」「パルコ劇場」「東京芸術劇場(『芸劇eyes』、『TACT/FESTIVAL』、『チェーホフ?!』)」などがある。その他にも、東京都初所有の舞台芸術のための稽古場施設「水天宮ピット」の運営制度の設計や、「481engine」「CoRichチケット!」といった票券管理システムの開発協力にも携わる。現在、バナナ学園純情乙女組の制作統括として従事。2011年、「Asian Cultural Council」 の助成を受けてニューヨークへ留学。最近出来た趣味は釣り。

    劇団制作社:http://seisakusya.jp

    Asian Cultural Council:http://asianculturalcouncil.org/japan/


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