制作ニュース
- 【サイトウォッチ】『Twitterで集客に走る前に、やるべきこと』(新宿シアター・ミラクル支配人ブログ)
-
11.08/25
新宿シアター・ミラクル支配人・星英一氏が先ごろTwitter上で連投し反響を読んだ演劇宣伝に関する考察が、同氏のブログ「新宿シアター・ミラクル支配人の『奇跡の妄想録』」にまとめられている。
『【演劇宣伝】Twitterで集客に走る前に、やるべきこと』と題された22日付の同記事にて星氏は、「Twitterやfacebookなどの新しいツールの活用なんて、本当に表層的なこと」であって、「自分の劇団のユニークさとはなんなのか、次の公演の見どころはなんなのか、何故その公演をあなたが見る必要があるのかを、まだ見ぬ観客に伝える準備をするという、アナログで古い手法こそが重要」だと記している。また、それには、「企画書」ではなく、第三者である記者に対してプレゼンを行なう「プレスリリース」を書く作業の方が「遠回りなように見えて実は最も効率的なんじゃあないだろうか」と訴えた。
星氏は、自身のキャリア(演劇プロデューサー→演劇雑誌編集・WEB担当→小劇場支配人)をベースに小劇場演劇の集客・宣伝に関する研究をし、その考えをTwitterやブログなどで発信している。それは決して遠巻きから意見を投げかけるものではなく、「シアターミラクルで公演をしてくださっている劇団の動員をどうやって増やしていくのかを考えたときに、現実問題として今俺がこういう壁にぶつかっているのだ」と言うようにどれも地に足のついた重みのあるメッセージばかりだ。過去のエントリー『演劇集客の基本』、『演劇集客におけるfacebook活用についての私見(2011年7月版)』も含め是非ご一読を。
[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!