制作ニュース

【サイトウォッチ】fringe荻野達也氏が新連載『カンパニーを進化させ集客へと導く具体的な方法』をスタート

11.08/23

fringeプロデューサー・荻野達也氏は22日、fringe「ナレッジ」コーナーで新連載『カンパニーを進化させ集客へと導く具体的な方法』をスタートさせることを発表した。

fringe「ナレッジ」コーナーは、共通化した制作ノウハウを荻野氏がまとめたもので、これまでに「制作者の役割」「公演日程の工夫」「若い制作者とのQ&A」等、若い制作者にとって大きなヒントとなる記事が掲載されてきた。同コーナー久しぶりのエントリーとなる新連載『カンパニーを進化させ集客へと導く具体的な方法』では、最も現実的な課題である「集客」をテーマに、これまで明らかにしてこなかった荻野氏自身の経験に裏打ちされた一層具体的な方法が提示されていく模様で、「これまでの[ナレッジ]が『戦略』だとすれば、これは『戦術』に相当する」(荻野氏)としている。

これまであらゆる角度から小劇場制作について意見を発信してきた荻野氏だが、特に「集客」へのこだわりは強い。これについて荻野氏は、「演劇を身近な存在にするには集客しかない。それに対する貪欲さを絶対に失わないでほしいと思う。『演劇LOVE』だからこそ集客なのだ」とし、かねてからの持論である「小劇場ロングラン公演の定着」のために「集客」を強化していく必要があることをあらためて訴えている。

かつて大阪の小さな劇団・遊気舎の作品に惚れ込むと同時に閑散とした客席を目撃。すぐに同劇団のプロデューサーに志願し、あれよあれよと同劇団を関西屈指、さらには全国屈指の観客動員を誇る人気カンパニーへと押し上げた荻野氏が振り返る「戦術」とはいかなるものだったのか、新連載は全制作者必見のエントリーになることは間違いない。しかし、荻野氏も指摘している通り、「『戦術』は集団の数だけ存在する。他人の『戦術』を真似るだけでは意味がない。それぞれの集団で咀嚼しながら、自分たちの方法を考える必要がある」ことは決してお忘れなく。

◎関連リンク◎
連載予告「カンパニーを進化させ集客へと導く具体的な方法」|fringe blog

 [お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!


【関連記事】

ピックアップ記事

「第36回池袋演劇祭」受賞団体決定

Next News for Smartphone

ネビュラエンタープライズのメールマガジン
登録はこちらから!

制作ニュース

ニュースをさがす
トップページ
特集を読む
特集ページ
アフタートーク 
レポートTALK 
制作者のスパイス
連載コラム
地域のシテン
公募を探す
公募情報
情報を掲載したい・問合せ
制作ニュースへの問合せ


チラシ宅配サービス「おちらしさん」お申し込み受付中